物欲ブログです。主に靴や鉄道旅行、サッカー、Mac、iPod…の情報・話題など モンテクリスティのパナマハット買いました!
もう、タイトルの通りです。
3つ目のパナマ帽を、ついに買いました!
マイ・ファースト・パナマハットから3年、欲しいと思いつつ、
悩み続け、探し続けた高グレードのロングブリムなパナマハットです。
私にとって通算3つ目のパナマ棒なのですが、また、2つ目のセミオーダーです。
それが上の写真の帽子です。
夏は少しでも涼しいようにと、パナマかラフィアか、ジュートの帽子が欲しいのですが、
持っている夏用帽子のほとんどがブリム(つば)の狭い、スポーティカジュアルなものでした。
ただ、そういうものですと、首が日に灼けそうで気になっていたのです。
そしてカジュアルなパナマ帽を手にして以来、ずっと憧れ続けていたのが
クラシックなたたずまいのハイグレードなパナマ帽でした。
つばが広くて、エレガントなもの、編み目も細かくて、
そしてそうなると当然に"モンテクリスティ産"のパナマハット…
ただ、理想の帽子となるとお値段も当然張りますし、
また、探してみると自分の望むようなものは意外と無かったんですね。
それが今年の春、やっと見つかりました。
前にも使ったショップからのセールのお知らせにありました。
お値段も手が届く価格になっていましたし、円高ドル安で
今しかこの値段は有り得ない、と言う状態でしたので、思い切って購入。
5回分割で(笑)。
今回は箱は無事のままに到着しました(笑)。
切手がちょっと期待外れでした… あんまり楽しくない…
で、中身は先ほどもご覧頂いたこの写真の通り。
これも以前から欲しかったちょっと濃いナチュラルカラーをゲット。
バンドも迷いに迷って、悩みに悩んで、
結局はこの変哲も無い、濃いネイビーのシルクグログランにしました。
グレーのストライプと悩んだんですが…
ある程度のグレード以上になると、汗止めもきちんとレザー製です。
以前買ったパナマ帽を重ねてみました。
とにかくワイドブリムな事が分かります。
編み目の細かさも全く別世界。
以前のものは首都、キトの近くにある世界遺産都市クエンカで作られたもの。
今回は海に近いモンテクリスティという町やその近郊で作られたもの。
このモンテクリスティこそが高級パナマハットの代名詞です。
どうせ一生に一度の買物なら、頑張って最高グレードのものを…
とも思いましたが、やっぱり価格的に貧乏人にはムリでした。
それでも出来うる限りいいものを…とグレードは"スーパーフィノ"をチョイス。
ご覧のように、1インチに20もの編み目が入っています。
ここまで来ると網代編みなんだか判別も困難な程?
ショップによってグレードは独自基準で分けられていたり、
呼び方自体が違ったり、と比較し難いのですが、
このように1インチあたりの目の数で比較すると比較し易いかと。
そしてこれも有名な話ですが、
モンテクリスティ産のパナマハットのうち、高いグレードのものは編める人も少なく、
製品にはその作り手のサインが入れられている事も。
私の帽子にもありました。 そして検品した人のサインも。
高グレードなパナマハットになると熟練の技術者が2、3ヶ月かがりになるとか。
並程度のものだと2、3日程と言う事だそうです。
機械で編むことのできないパナマハットはやはり魅力的です。
以前買ったパナマハットはブリムのヘリがリボンでトリミングされていました。
アクセントになって、メリハリのついたデザインに仕上がっていましたが
クラシックなパナマハットはこのヘリの部分が編み込みになっています。
安価なものなどは糸で縫い止めてあったりしますが、
そこそこのグレードになると、本体に編み込んでからカットしています。
上はツバの裏側。
そして表面がこちら↓。
昔から帽子もエレガントなものよりスポーティなものやカジュアルなものが似合ったのですが、
このエレガントな帽子も私がかぶると夏休みのコドモか、
普通にアンデスに居る人みたいになってしまいます…… せっかくのパナマが…
これが最上質、スーパーファインのモンテクリスティ産です。
廉価版のパナマ帽ならこんな感じ↓でしょうか。
エクアドリアンパナマハット【fa090616】【0619PUP10JU】
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yakushi.org.uk/blog/tt-cgi2/tt_tb.cgi/1939
Powered by
teeter totter Ver.2.17