物欲ブログです。主に靴や鉄道旅行、サッカー、Mac、iPod…の情報・話題など ジョン・スメドレーのシーアイランドコットン
ジョン・スメさんのシーアイランドコットンの話題は、実は過去に何度かしているのですが
いずれもモノ自体についてはあまり書いていなかったので、
衣替えついでに(スミマセン)改めて今回話題にさせて頂きます。
マコ・コットンに続いてシーアイランド・コットンです。
先日はウィーンで買って来たピローケースの話で
「マコ・コットン」について書きましたが、その際、コットンのグレードで
最高のグレードにあたる超長綿(超長繊維)の頂点に君臨するのが
西インド諸島の島々で生産されるシーアイランドコットン(海島綿/かいとうめん)、
次いでエジプト綿の中でも最高級のマココットンと続きます。
このシーアイランドコットンといえばジョン・スメドレー Jhon Smedleyのニットですね。
ジョン・スメドレーは3着持っていて、うち1着がシーアイランドコットン、
そして他社のシーアイランドコットンニットも1着持っているのみですが
やっぱりスメドレー×シーアイランドコットンは着ている時の満足感が大きいですね。
シーアイランド・コットンは細番手でハイゲージニットに仕上げますから、
ニットといってもTシャツ等のカットソーに比べても、より薄く細かい位です。
なので着ていると、体に沿ってちょっとセクシーに見えるんですよね。気のせいか。
有名な素材なので詳しく説明しませんが、カリブの島々で栽培されている
シーアイランド・コットンは内陸性(陸地性)のコットンと違って
滑らかで長い繊維を持っていて、ソフトでしなやかな手触りと光沢が特徴です。
カシミアやビキューナなどと同様、「繊維の宝石」と呼ばれる希少なコットンで、
創業から200年を越すイギリスの老舗ニットブランド、ジョン・スメドレーは
このシーアイランドコットンを使ったニットを代表するブランドとも言えます。
イギリスの頑固なクラフツマンシップを固持していて、今もなお
最高の素材だけを選りすぐって、染め、編みから仕上げまでをイギリス国内の
熟練した職人達が手作業で作り上げる事にこだわっています。
イギリス王室や世界のセレブリティーも多くこのニットを愛用しているとか。
上の写真は涼しさを演出しようとして、ちょっと玉砕した感があります。
撮影する前にアイロンかけておけばいいのに、織り目・たたみ皺が付いたままですね。
手間を惜しんではいけない、という典型的な例です。スミマセン!
この形は定番の30ゲージ半袖クルーネックのニット、ULLAというモデル。
コンパクトなシルエットで、いろいろと着回しもしやすく、
カーディガンと合わせてツインとして着る事もできます。
ゆったりした気持ちで、大人の夏の装いを楽しみたい時にはぴったりのアイテムです。
古いタグです。
写真は英国サイズのMですので、結構大きいです!
冬物はみんなSなのに(それでも日本人には大きいかと)ちょっと失敗です。
これが織り目の拡大図。
本当に細い糸で、細かに織られています。
スメドレーのものは「シルクのような光沢」とう程ではないかとは思いますが、
表面のてろんとしたぬめり感は十分あります。
別の会社のシーアイランドコットンニットは
これとくらべるとかなりどっしりとした分厚く編まれたものなので、
スメドレーのものよりかなり光沢を感じます。カラーのせいもあるかもしれませんね。
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