物欲ブログです。主に靴や鉄道旅行、サッカー、Mac、iPod…の情報・話題など マココットン〜最上級のベッドタイム
マココットン(マコ綿・Mako コットン)というコットンをご存じでしょうか?
コットン・綿はその繊維の長さによってグレード分けがされますが、
その中でも最高のグレードにあたる超長綿(超長繊維)の一つに数えられる綿で、
エジプト綿の中でも最高級、シーアイランド(海島綿)コットンに次ぐグレードになります。
吸湿性・通気性に富み(通常のコットンの100倍とか)、シルクのような光沢を持っています。
高級紳士服のシャツにされたり、ニットにされたりしている希少な素材です。
特に細番手の糸を使って細かな打ち込みで織られたものは目が詰まっていて、
とても滑らかな手触りなのです…が、これを高級シャツや高級ニットではなく
ベッドリネンにしてしまったら、どんなに心地良いかと思います!
先程も書きましたように、マココットンは圧倒的な吸湿性・通気性を持っています。
まさにベッドリネンにうってつけな素材な訳です。
ところが、希少で高価な素材である為に、ちょっと探してみても
ほとんど高級羽毛布団の側生地に使われる程度しか見つけられませんでした。
そんなマコ綿のピローケース、持っていたりします。
ピローケースだけ、というのがあまりに貧乏くさいのですが(笑)。
それが上の写真のGRASER社のマコ・サテンのアイテムです。
ぐるっと刺繍でパイピング状にしてある、これだけのシンプルなピローケースです。
とある超セレブなリネンショップで買いました。
このショップ、1720年創業の老舗で、
サイトの説明には「お求めやすい価格」と書かれていますが、たしかにお値打ちだとしても
置いてあるものが高級品なので、なかなかに手が出しにくいのです。
母親がタオルを買いにいったのでくっ付いて行ったものの、
数百万円のカーテン一式をオーダーしている華僑らしい方とか、客層もすごくて
私が買えそうなものはなく、うろうろしていた時にこれを見つけました。
なんとも美しい光沢。そして持って帰るのも楽そうな小物!
一番小さなサイズでお値段は約4,000円でした。
これを高いと見るか安いと見るか。
なんとも難しい所です。ドイツやオーストリアならこの価格ですが、
同様のピローケースをイギリスのサイトで見ると30ポンド(約6,000円)でした。
このGRASERのマココットンは「スイス・マコ・サテン・ベッド・リネン」と言われる商品で
マココットンの中でも長い繊維の材料だけが使われていて、
きめ細かく(1グラムで135メートルにもなるとか)、
スイスの限られた織布工場でしか織る事ができないそうです。
シリーズも色々ありますが、私のものはシンプルな「Cordon II」というシリーズ。
私の腕ではこの微妙な色合いと、素晴らしい光沢が撮せていません。
なんとなくでも、この光沢と目の詰まった生地の感じがお判りいただけると良いのですが…
シリーズ全て、ファスナーではなく、このようなボタン止めになっています。
しかもボタンが肌にあたって不快になる事がないように、糸でかがられた薄いボタンです。
こんな素材のベッドリネンで一式揃えられたらさぞかし天国のベッドだろうなぁ…
などと考えてみますが、何といってもこちらのメーカーさんのものだと
シーツが2、3万円はしますし、コンフォーターケース(4万)も…と考えると手が出ません。
と、いうところで、実はよさそうなショップを検索で見つけてしまいました。
Fab the Homeさんというショップのエジプト綿 ファインコットンのシリーズが
このGRASER社の商品に似ています。
これならシーツも買えます(笑い)。
エジプト産の超長綿の上品なシルクのような肌触り【Fine cottonファインコットン】ピローケース...
・Fab the Home ファインコットン のアイテムを見てみる 》
・マココットンのアイテム(レディース)を見てみる 》
・マココットンのアイテム(メンズ)を見てみる 》
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