MM-blog　靴、物欲ときどき、サッカー

ういろう（外郎）というと、むしろ名古屋の物が有名なのかもしれませんが、
名古屋のちょっと固くてしっかりとしたういろうとは違って
山口の外郎は、あんことわらび粉で作られた、ぷるっぷるのういろうです。
ちょっと羊羹のようにも見えますが、甘味もごくごく控えめであっさりしています。

上の写真は豆子郎（とうしろう）さんの生絹（すずし）豆子郎。
生のういろうです。
小豆と抹茶の2種類、とずれも中に豆が入っています。
本当は今回は御堀堂さんの生ういろうを買いに行きたかったのですが、
時間的に御堀堂さんへは行くことができず、
ならば近くに豆子郎さんがあったはず、と、こちらで購入しました。
前回山口に行った時も豆子郎さんだったので、今度は御堀堂さん…と思っていたのに。
泊まっていたお宿のすぐはす向いにお店があるので、
お風呂に行く前に、つっかけ履きで6つだけ買って来ました。
（豆子郎の入った小袋を持って帰った時にも「お帰りなさいませ」と
5、6人に出迎えられて激しく恐縮するとともに、ちょっと恥ずかしい気もしたりして）

この生ういろうは日持ちしないので、直営店などでしか手に入りませんし、
地方発送等も一切されていないようです。
真空パックのういろうもおいしいのですが、やはり生のおいしさは格別です。
冷やしてしまうとぷるぷる感が損なわれ、白濁してしまうので
特に夏場は長持しませんし、貴重なお菓子になります。



こちらは御堀堂さんのういろう。
白と抹茶。その他に黒砂糖を使った黒がありますが、既に食べてしまいました（笑）。
残念ながら生のものはそんな訳でゲット出来ず。
御堀堂さんは山口駅の近くのお店の雰囲気も素敵なんですよね〜
私が最初に出会った山口のういろうは、この御堀堂さんでした。
何も知らずに山口の大内御堀にあるお店にふらりと引き込まれたのが最初でした。



他にもいろいろなメーカーがあって、バラエティーに富んだラインナップが用意されています。
萩の名物、夏ミカンを使ったものはいくつかのメーカーから発売されています。
ここのものは、わらび粉が使われていないものでした。



そして今回、親戚へのお土産に買ったのが、
やはり名店、本多屋さんのういろう「おいでませ」。
こちらのものもぷるぷる。
本多屋さんは楽天市場にも出店されているので、真空パックのものが全国で買えます。

・本多屋さんのういろうの詳細をみてみる 》


　外郎（ういろう）　おいでませ小豆1包・抹茶1包・季節限定1包