MM-blog　靴、物欲ときどき、サッカー

足に何か外的要因からの障害がある人や足の諸症状に悩む人、
そして糖尿病などの人の為のcrocs、crocs Rxのベーシックモデルです。
Rxシリーズは、足の健康と悩みを考えて作られていて、
APMA(American Podiatric Medical Association アメリカ足病学医協会,足病医学協会)の
にも認定されているシューズで、タグにはそれを証明するAPMAの認証マークが付いています。

APMAとは1912年設立の足病治療者、整形医の代理となる、専門家の非営利機関です。
主に足のトラブルと改善の為の情報を提供したり、医師向けの研究会を行ったりしています。
そしてまた、フットケアに効果的な靴やケアアイテムに対して認証制度を設けています。


以前、同じRxのシリーズの女性用のモデル、silver foxを買ったという記事で
書かせて頂いた事の繰り返しとなってしまいますが、
このRxという特殊な靴は、以前は代理店となっている整形外科や治療院など
医療関係からしか買えなかったのですが、今では通販でも買えるようになりました。

現在販売されているRxの商品はcloud クラウド、releif リリーフ、
そして銀を使用した抗菌モデルsilver cloud シルバークラウドがあります。
本国アメリカでは、よりオーダーシューズにちかい加工のできる、
上位のラインなども用意されています。


前回買った初の女性向けcrocsRx、silver fox シルバーフォックスは
ぱっと見た目、仕事やフォーマルな場所にも履いて行けそうなワンストラップのパンプスで
肝心な足への負担の軽減という面では、私としては満足できませんでした。
そこで今使っているspecialistのあとに、気軽なご近所履きとして
今度はベーシックなリリーフを買ってみました。
（ちなみにspecialistはワークシューズにカテゴライズされますが、
　Rx同様、APMAに認定された健康シューズです。）

つま先にプロテクターの付いているクラウドと違ってソフトなアッパーの
リリーフ reliefは足に変型がある場合も、簡単に熱で整形出来ます。
そのぶん、元々のつま先の厚みは通常のcrocsと変わりなく、スマートになっています。
また、Rxの3タイプの中で唯一、ジビッツホールのないタイプですが、
空気の通り道（ベント）はケイマン等と同様、サイドに並んでいます。


classic（beach　右）とフットベッドを比べてみました。
specialistやcaymanに比べて、土踏まずの縦アーチ部分のサポートが
より立体的になっているように感じます。
そして、他のモデルに比べてゆったりと作られているのが影響しているのか
踵の部分のスペースもかなり広く作られています。
うーん、個人的にはがっかりな点です。

今時の足の働きが退化してしまっている人間に時として見られる
踵が小さな人々、私もこれになるのですが、そういった踵の小さい人間には
大きな踵の靴は、かかとがシューズ内で動いて、安定が悪いのです。
ノーマルのBirkenstockもかかとが大きめなので、
踵の小さい人からは「当たって痛い」と言われる事もあると
靴屋勤めしていた親戚が言っておりましたっけ。
かかと部分はclassic（beach）やcayman同様にかかとを覆う部分が低めです。
その為、かかとが深いspecialistより、脱ぎ履きしやすいのも
足の悪い患者さんの事を考慮した結果だそうです。
かかとの縁がもう少し高い方が良い、と言う場合はクラウド cloudをどうぞ。

履いた感じはspecialistと同じような印象です。
どんどんと履き込んで行くうちに見えて来る事もあるでしょうから、
そんな何かがありましたら、またここでレポさせて頂きたいと思います。


・crocs relief リリーフの取り扱いショップを比べてみる 》

・crocs relief リリーフ のレビューを読む 》
　通販サイトの中には、このRxの各モデルは本来医療用である事を、
　説明していないショップが結構ありました。
　その為、レビューに「仕方ないよ」と言いたくなるコメントもちらほら…


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