物欲ブログです。主に靴や鉄道旅行、サッカー、Mac、iPod…の情報・話題など さよなら、ムーンライト九州
たまたま別のブログの作業中に見たYahoo!のヘッドラインに
夜行快速ムーンライト九州が廃車となっていた、という記事が出ていました。
ムーンライト九州、事前発表もなく姿消す
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090711-00000648-yom-soci
7月12日7時51分配信読売新聞
JR九州と西日本が共同運行していた夜行の臨時快速列車「ムーンライト九州」(博多−新大阪)が10日、廃車処分され、姿を消した。
乗客減で今春の運行が見送られ、鉄道ファンから復活を求める声が出ていたが、かなわなかった。若者を中心に重宝された長距離列車は、臨時列車ゆえに事前に発表されることもなく、静かに引退した。
ムーンライト系ではおそらく一番稼いでいると思われる
「ムーンライトながら」も臨時列車扱いとなって、
いつの間にかフェードアウトしていたムーンライト山陽や八重垣のように
復活する事なく、きっと消えて行ってしまうんだろうな、と思っていました。
山口にハマって、高杉晋作にハマって、このムーンライト九州にはお世話になりました。
18きっぷで岡山から乗る場合は魅力的な列車ですが、
関西圏からでは決してとてもお得な設定という訳ではなかったと思います。
片道に18きっぷ2枚+指定510円(通常期)、単純にすぐ往復で3枚+1020円、
つまりは8,000円ほどもかかっていたのですから、
昼行便で9時間半、片道2300円で旅し、夜は下関の4,500円のホテルに泊まって
夜明け前から観光(手始めは唐戸市場)というのもやっていたので、
同じような感じですよね。
ただ、0泊3日の旅ではとても役立ちました。
それにムーンライト九州の車両は14系客車、寝心地が良いんですよ。熟睡できます。
ブルートレインも壊滅状態(まだ日本海がかろうじて残っていますが)、
ムーンライトながらもムーンライトえちごもいつ迄残っていられるのか心配です。
スローライフが見直されている今こそ、寝台列車や夜行列車の旅の
その真価が広く分かってもらえるのではないかと思うだけに、残念でなりません。
夜行バスよりエコ、そして安全な点もアピールできたかと思います。
ちなみにトップの写真は一昨年乗った時の指定券です。
疲れていたので、時間調整の為にふらーっと小倉まで行ったので
そこで乗車変更してもらいました。
当日に乗変利くなんて、やはり利用者が少なかったのかもしれませんね。
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