物欲ブログです。主に靴や鉄道旅行、サッカー、Mac、iPod…の情報・話題など 「シャンペン・シャワー」
先日、たまたま探し物があって、普段見る事のない本棚を見ていた時、
古い古い少女漫画を見つけました。
(お約束ですが、この時点で本来の探し物はすでに意識外です 笑)
全巻持っていないのは自分でも知っていましたが、懐かしさと
今、こういうサイトをやっている自分と照らし合わせてみて
突然、興味が湧いて来て、一気に読んでしまいました。
それが今日のお題の「シャンペン・シャワー」です。
巻末の解説を読んで、いろいろと改めて知りましたが、1986年に終了した漫画なんですね。
ただの少女漫画と侮る事勿れ。
今から20年以上も前に、プロサッカー界をネタにしているとは恐れ入ります。
Jリーグなんでまだまだ誰も想像もしなかった時代でした。
作者の方も作中のコメントに書かれていますが、
「いつか、もしワールドカップに日本が出場することがあったら…」
などと、共催とはいえ、日本でW杯が開催されるなんて夢にも思わなかった頃でした。
そうそう、私の2番目のサッカーの記憶はこの漫画でしたっけ。
(最初の記憶は不幸にも、とある大会でした。
つまらなくてつまらなくて、記憶にあるのはその時買ってもらった焼そばだけでした…
前後して行ったラグビーの大会に血湧き肉踊って、こちらにハマる事となります 笑)
ギャグまんがというか、コメディまんがというか、
熱血なスポーツもののお話ではないのですが、
楽しい&馬鹿馬鹿しいだけでなく、今読んでみるとなかなかにリアルです。
プロのクラブチームの話ですから、楽しいだけの世界ではなく、
一番人気の、とあるキャラクターは代表から所属チームに戻ってすぐ、
2部チームへ売りに出されるという騒ぎが起きたりします。
途中までしか読んだ事がなく、最後まで読みたい!と、思いつつも
持っているコミックスも頭の方だけ、
今さら入手なんて無理は承知と検索してみると、なんと文庫本で復刊していたのですね。
まさに2002年に、「たのみこむ」さんで集った要望の声によって。
どうりで、某所チェルシーFC関連でジョゼ・モウリーニョの話題が出た時、
「ジョゼというと、ふまれる気がする」というコメントに続いて
「みんな知ってるんだなー」というレスが続いていたはずです。
なんでみんな知ってんの!?と驚いたのですが、復刊されていたんですね。
で、これも残りが少なそうだったので、あわてて楽天でまとめて全巻購入しました。
確かに、キャラクターのファッションが80年代風だったり、
サッカーウェアがルンメニゲの若い頃の写真みたいだったり(笑)、
お目目キラキラの時代を感じさせるキャラだったりはしますが、
今読んでも…いえ、今だからこそ、その面白さがはっきりと分かります。
私は昔、特にこのお話が好きだった訳ではなかったのですが、
作者さんのサッカー熱につられて、買ってしまっていたのでした。
だから中途半端にしか買っていなかったのですね。お小遣い少なかったですし…
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この作者さんの
前作はなんたってオレンジ王国のクライブ王子が主人公ですから。
(ロブじゃないよね?ハマ姫じゃないよね?)
いくらサッカーに興味はなくとも、クライフぐらいは知ってましたよ。
W杯の年、アムステルダムでオレンジ色の一団とスパイク型木靴も見ましたし。
ああ、好きなんだなぁ、この人。
と思って「シャンペン・シャワー」読んだら、ジーコかよ! と思いましたが。
……作者さんもまさか、ジーコが日本で監督するようになったり、
CMのおかげで日本中の誰もが知ってる人になったりなんて、予想もしなかったでしょうねぇ…
あ、でも主人公の国の代表チーム監督さんの名前、クライフっぽいです。
でも見てると、とてもレーヴを思い出します(笑)。
シャンペン・シャワー(第1巻)
シャンペン・シャワー(第2巻)
シャンペン・シャワー(第3巻)
・「シャンペン・シャワー」取り扱いショップ一覧 》
もうホントに僅かです。
・「シャンペン・シャワー」のレビューを読む 》
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