MM-blog　靴、物欲ときどき、サッカー

放出されるのが何人になるかも、まだ分からない状態ですが、
「チームにとって有益でない選手を放出することになるだろう」
とバック氏が語った事で噂好きの憶測では、もっぱらドログバやバラック、
デコ、そしてマルダなどの名前があげられています。
ファンにあまり好かれていない上に屈指の高給取り、年齢ももう上限、
契約も切れるというバラックが噂にのぼるのも仕方のない事。
名前が出ているプレーヤーのうち、どうもドログバやデコ、
マルダやアレックスなどは自分からも出て行きたいと、かなり思っている気がします。
しかし、バラック自身は今シーズン、ことあるごとに
チェルシーに残留する意志を示して来ました。
金目当てともいわれていた移籍でしたが、
今後の身の振り方を考えると、そこは妥協すべき所で、
給料が下がっても良い、というコメントもしていました。

それでも、放出の可能性は高いとマスコミは目しているようで、
バラックの行き先をあれこれと噂して、
「ガーディアン」はバイエルンに帰るだろうと報道していました。


これにはきっと、多くのバイエルンファンが怒りの声を上げるかと思いますが（笑）、
私は、実はバイエルン首脳陣は待っているのではないかと思っています。
もちろんバラックが帰りたいとは思っていないでしょうし、
チェルシーに残るのではないかと考えていますが、
バイエルン側、いえ、ドイツ代表化を目論む皇帝陛下にとっては
小言も言いたいし、もどかしい思いもさせられているが、それでも
バラックは手の内にしていたいドイツの世界的プレーヤーだ、
と思っているのではないでしょうか。

バイエルンにおいて、誰もあえて口には出しませんが、
背番号13というのが不可侵領域になっていますよね。
以前、誰かサテライトの選手がトップチームに加わった時、
付けていたぐらいで、最近だれも付けませんよね、
実は、ドノバンが来た時も一瞬、遂に13を付けさせるのか、と思ったのですが
すぐに、
いや、これはクリンスマンには悪いが、彼は長居はしないだろう。
バイエルンに完全移籍はないな、これは。
と思い直しました。

果たしてドノバンは、ジョーカーとしてはそこそこ成績を残しつつ、
あっさりとアメリカに返されてしまいました。
ルンメニゲがミランからの「ギャラクシーズは選手２人を手放すと思うか」
という質問にどう答えたのかは知りませんが、
「あ、大丈夫。ウチは要らないから」とか言っていたか、いなかったか…（笑）

しかし、バイエルンにおいて13という背番号は
現在、仮にしか付けられない番号であるのは確かでしょう。


で、話はイギリスに戻りますが、
スコラーリ解任にバラックが暗躍していたと言うのなら、
ロシア語で直接オーナーのアブラモビッチに訴えて、聞き届けられると言うなら
いくらチェアマンがバラック切りますわ、と言っても
アブラさんがお金を出してくれるんじゃないでしょうか。


それに、なんか、皆忘れてるんですか？
まだ居るんですよ。シェフチェンコやピサロは。
ミランもお金を出したくはないでしょうが、確かまだ1年、契約が残ってましたよね。
チェルシーもシェヴァはもう既に居ないつもりに思っている感じですよね。
ピサロは…うーん、
本人にとってはブンデスのチームに戻った方が絶対良いと思いますが、
ブンデスで今期、成績を残せば連れ戻されるかもしれないですよね。
この辺、売っちゃった方が早い気もします。

しかし、あれですよね、可哀想なのはデコやマルダですよね。