物欲ブログです。主に靴や鉄道旅行、サッカー、Mac、iPod…の情報・話題など ペッカリーの手袋〜補足
意外にも、ペッカリーの手袋のお話に反響があったので驚いています。
今まで知らなかったという方にも結構、興味を持って頂けたかな?と喜んでみたり…
そして、今日あらためて楽天市場などの通販ショップを見ていて
びっくりするような事に気がつきました!
結構ペッカリーの商品が売られているのです。
それも考えられないような、絶対あり得ないようなお値段で。
早速、そのうちのいくつかの商品を見て回ったのですが……あれ?
オンライン通販ショップに並んでいる格安・激安の「ペッカリー」製、
中には3000円〜5000円のコートまであったり、
スカート、トランクのような大物まで1〜2万円程度であったり。
ワシントン条約で流通が厳しく制限されているという野生の動物にしては
ものが多すぎます。安すぎます。コートなら2〜30万円程度ではないですか?
拡大写真の載っているサイトを探してよくよく見てみると、
どれもドレープがきれいに出ていなかったり、
それどころかパリっとしたシワが入っていたり、厚手のスエードだったり。
……これってピグスキン?
いくつかの商品には確かに「素材:豚革」とか、
「高級なペッカリー(豚革)製」とか書かれています。
ちょ! ペッカリーと豚は違います! 豚と一緒にしてはいけません!
これは羊毛製品をカシミアといって売っているのと同じではないですか。
いえ、カシミアも日本工業規格か何かでは「ウール」としか記載出来ないように
もしかしたらペッカリーも「豚革」としか書けないのかもしれません。
しかし、豚をペッカリーと記載するのはどうなのでしょうか。
もう一度、ペッカリー(猪豚のようなものです。ヘソイノシシとも呼ばれます)
製品の写真を何枚か載せておきます。
こんなにしっかりと、ふかふかのライニングが付いたゴツい印象の手袋でも
手に取ると、こんなにクタっとなるほどに柔らかです。
引っ張ってみると、こーんなに伸びます。だからしなやかにフィットするのです。
シワが柔らかく入るのもお分かり頂けますでしょうか?
カクカクしたシワなんかは絶対入りません。
ちょっとキモチワルイですが、3つ並んだ毛穴です。
欲しいな〜と思っている方、是非ともこの点に気をつけて
豚革などを間違えて買わないようにして下さい!
ペッカリーの手袋 取り扱いショップを見てみる 》
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