通販ずわいがに、食べてみました〜

焼きズワイガニ
ブームに乗って(?)シーズン真っ盛りの「カニ通販」でずわい蟹を買ってみました。
購入までと、届いたカニの全容はこのブログの昨日のエントリで書いた通りです。

冬の北近畿の温泉地で食べた焼きガニのおいしさに衝撃を受け、
その感動を再び!と焼きガニを目論んで生がにの冷凍ものを選んだ訳です。
普通に近くの魚屋で見かけるのはボイルされたカニだったり、
とても手の出ないお値段が付けられている活ガニだったりしかありません。
やはり手軽に焼きガニを味わおうとすれば、冷凍物になります。

投稿者 kota : 18:25 | 食べ物・飲み物他
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冷凍と言っても、その方法にランクが色々にありますから、お値段も違って来ます。
今回買ったのは日本海もののズワイガニ(松葉ガニ)を兵庫県の香住で加工したもの。
かにすき(カニ鍋)にもできるようにカットされている肩です。
日本海のこのランクの蟹なら、800gで6,000円を上回るお値段なのは仕方ないでしょう。

兵庫県北部はズワイガニの水揚げ量日本一の浜坂や、
ブランドガニの柴山、津居山、そして香住などの並ぶ一大松葉ガニ地帯です。
鳥取県の境港も近くにあります。
このあたりの港は大型漁船を擁している為、
越前や若狭エリアより安定した漁獲高があるそうです。
浜坂あたりだと、お値段も結構値ごろ感があったりします。

たまたまですが、昨シーズン、昨々シーズンも香住のカニを食べました。
衝撃を受けた濃厚な味とぷりぷり食感の焼きガニは浜坂のカニでした。



さて、そんな事を思い出しながら、冷凍ガニへの期待も高まります!
とりあえず、1肩分だけ焼いてみる事にしました。

蟹を解凍する際には決して自然解凍してはダメです!
流水で、しかも蟹に直接流水が当たらないように水を溜めて解凍します。
冷凍がにの解凍
写真はちょっと悲しい量しか入っていませんが(笑)、
こんな感じでビニールごと水に浸けて解凍します。
蛇口からの水が直接当たらないように気を付けて下さい。

また、解凍したカニはしばらくすると変色して来たりするので
直ちに調理にゴー! です。


で、トップの写真のように魚を焼く際のゴトクっぽい台に、
餅焼き網…実はこれ、オーブントースター付属の餅焼き網なんですが、
で、遠火&強火で焼いてみました。
先に身の方を下にしてさっと焼いて、次に殻の方を下にして焼きます。
もったいない事に、ジュウ〜〜っ!と汁が結構こぼれるので、
あらかじめホイルをコンロに敷いておくと後片付けが断然楽ちんです。

この時点で激しく良い香りが立ちこめています!
上の写真でもお判りのように解凍したカニの身はきれいに透けてプリっプリです。
解凍後も殻の中でパンパンの身入りなのがお判りでしょうか。

激安冷凍ガニとはやっぱり違います。


焼けて来るとカニの殻が赤くなり、身は白くなります。
固くなるまで焼かずに、ミディアムレア状態で食べるのが最高、らしいです。
でも私はじっくり焼いた方が好きなので、ミディアムレアは1本だけにしておきます。
ちなみに写真がピンボケだったりブレていたりしますが、
焼く方に気が抜けないせいです。


焼きガニ
焼けましたーーーーー!
焼き上がった後も、こんなに大きいんです。
そして良い冷凍生ガニはこんなにすぽっと身が外れます。
肩肉ですら、カニ用スプーンですくえば身が外れます。

あっつあつのカニには断然辛口の日本酒が欲しくなります。
そうそう、セットには伯方の塩がついていますが、
カニの味だけで十分なので、かにすきのだし同様、これも使いませんでした。
その分、安くしてくれたら良いんですけとね…



そして後日、お試しに少量、オーブントースターで焼いてみました。
これでおいしく焼けるなら、餅焼き網セットより楽で良いですしね。
ホットプレートというのもポピュラーな手段ですが、
バター焼きにはしたくないですし、焦げ目が欲しいのでこれでチャレンジです。

焼きガニ2
万一を考えてアルミホイルをトレイっぽく折り曲げておきました。

しばらくすると、カニの色が変って香ばしい香りが。

……あれ、もう終わり?
香りが直火の時に比べて弱く、しかも持続しません。
何か白い液体が出て来ました。
やはりこぼれないようにホイルの隅を折っておいて良かった。


焼き上がりはこんな感じでした。
焼きガニ3
汁が落ちずにカニの殻に付いてしまっています。
もしかしてコレが旨味成分?と思って舐めてみても味はありませんでした。

お味はなんとなくボイルした感じです。 茹でガニの味です。
焼きガニのように引き締まった身という感じではなく、香ばしさもありません。
うーん、やっぱり直火で焼いた方が、はるかにおいしいです!

良いカニがもったいないので、今度からは直火で食べます。


いろいろ試すついでなので、今回は肩肉を中華雑炊にしてみました。
かにぞうすい
贅沢にたっぷりカニの身を入れてみました。

これ、実は私が調理した訳でもないんですね。
常備してあるフリーズドライの中華スープにご飯とカニ肉を入れただけでした。
このスープ、便利でおいしいんですよ〜


と、豪勢にかに三昧しています。
年が明けたらまたまたリピートする予定です。
他のカニにも目星を付けてあるので、飽きるまで食べ続けます(笑)。
そして2月、3月は若松葉ガニになだれ込む、と。


 ←今回買ったカニはこちらです。




ずわいがにのバーゲンショップを比べてみる 》

・前回の記事はこちら
 ずわいがに三昧!〜シーズンですから


投稿者 kota : 2009年12月31日 18:25
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