物欲ブログです。主に靴や鉄道旅行、サッカー、Mac、iPod…の情報・話題など レザーグローブで一点ゴージャスに
以前にもペッカリーのグローブ(手袋)についてのエントリ記事を書いた事がありますが
今回も何について書こうか悩んだ結果、またも革の手袋の事になりました。
とはいえ今回はごく普通のスムースレザーの手袋を取り上げてみました。
ペッカリーやニットのものなど色々手袋を持っていますが、
一番気軽に使えて、一番出番が多いのは、この2つのレザーグローブでしょうか。
シンプルなモノトーンのニットにスキニーなボトムとかでも、
こういったレザーグローブをあわせるだけで、コーディネートが引き締まったりします。
ハードにも甘めにも、オーセンティックにも使える万能小物です。
ただのニットでも、こういった小物を加えるだけでゴージャスな迫力コーディにもなります。
どういう訳だか、両方ともグッチの製品です。
買った時期がちょっと違うのですが、その時代のホースビットになっていますね。
グッチは流行を追うメーカーなので、ちょっと古くなると持てないもの、
着られないものが多いのですが、それでも
こういう使い慣れた小物は長く付き合って行きたいと思っています。
レザーグローブは大体の場合、小さめと感じるものがジャストサイズといいますが、
確かに付けている間に伸びて、自分の手の形にフィットして来るようになります。
そうなるとやっぱり手放せないんですよね。
この手のレザーグローブに使われる革は、ナッパレザーが基本です。
ナッパレザーとは、本来ヒツジやヤギの革を手袋や衣料の為に柔らかく加工した銀面付きの革。
最近ではクロームなめしを施した牛革等もナッパレザー(ナッパ革)と呼ばれます。
牛革を使ったものはカウナッパと書かれている事もあります。
羊はおとなの羊皮はシープスキン、小羊の皮はラムスキンといわれます。
「キッドの手袋」なんてのもナッパレザーですね。
ナッパ革もとても滑らかな手触りでソフトな革ですが、やはり
あのゴツく見えるペッカリーの方がソフトで伸びるのは言うまでもありません。
ナッパレザーやペッカリーのこういう柔らかな革ですと、手に沿って伸びますので、
最初からミトンや軍手みたいに余裕のある手袋を選んでしまうと、
見た目が不細工なだけでなく、結局もたついて動きにくかったりします。
このグッチのレザーグローブもかなりピタピタです。
リッチなブランド物がやすやすと買える身分ではないので、
これらもファミリーセールで買ったものなのですが、
なにしろ手のサイズが特殊なのか、甲が細長いので(足と一緒です! おお)
よくセールでは最後まで売れ残っていて、破格の値段で買えたりするのです。
特にこのホースビット付きは、ビットの部分が伸びませんので、
サイズが合わない人は、全く手が入らないデザインになっています。
で、二つともビット付きなんですね(笑)。
手にはめてみると、こんな感じでまったくもたつきません。
自分の皮膚の延長、そのものです。
赤い方は一枚ものですが、黒は内側にライニングがあります。
手首もカシミアニット、ライニングは滑りの良いシルク100%で暖かいのですが
ライニングがある分、ちょっとですがぽってりとしたシルエットになっていますね。
でもナッパレザーの真骨頂はやはりその柔らかさ。
こんなにピタピタに見えるのに
何か薄いもの、細かいものを掴んだりもできます(左)。
こんなに(右)ぎゅうっ、と握りしめる事もできちゃいます。この細かなシワ!
但し、安いピッグスエード等ではごわつきが大きく、ここまでできなかったりします。
プチプラなグローブでもカラーがきれいだったり、気軽に楽しめるんで場合場合ですよね。
サイズがぴったりだと、指の先に余った部分ができませんし、
どの指の又にも余った部分がありません(ここが余るのはグローブが小さすぎます)。
手の甲の幅が足りていない場合は、手のひら部分がぴーんと張っていたりします。
でも、ナッパ革のレザーグローブなら柔らかく伸びるので、
ちょっときつ目だと思っても、いつの間にか手に馴染んで来ます。
手袋をしたまま定期入れから小さな回数券を取り出すとか、
小さなボタンをかけるとか、そんな事も全然問題ありません〜
今年はオトナスタイルで決めよう、という方、レザーグローブ、お勧めです。
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