物欲ブログです。主に靴や鉄道旅行、サッカー、Mac、iPod…の情報・話題など テラプラナについて
dopie(ドーピー)サンダルオレンジ
こちらもcrocs同様、相変わらず人気の高い
ちょっと目を引くデザインのサンダル、DOPIE ドーピーですが、
また最近なにやら注目度が上がっているようですね。
このドーピーを販売している英国ブランド、
テラプラナ TERRA PLANA についても関心が高まっているようで、
ウチにもそれ関係の記事を求めてお客様がいらっしゃいます。
そんな物好きな?方に向けての文章です。
テラプラナのドーピー Dopieを最初に見た時、
踵の痛みがなければ、これを履いてペタペタ歩くのにーーー!
と叫びたくなりました。
なにしろ今や裸足で歩くと言う事ができません。
ですからまったくもって「裸足で歩いているような」と
その履き心地の良さが絶賛されているドーピーが履けません…
なんという皮肉な状況。
ホント、テラプラナのデザインは大好きなんですよ。
以前も書きましたが、かつてのカンペールに感じたものに通じます。
このドーピーはロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートの
産業デザインコースのプロジェクトから生まれたものですが
(デザインはマット・ハリソン Matt Harrison)
このテラプラナというブランドの靴は、
ただ見た目だけの良さでデザインされたものではありません。
インターネットでこのブランドについて検索してみると
「道徳的ブランド」と書かれた記事がいくつも見つかるかと思います。
道徳的なファッションとか道徳的なブランドって何さ?
というのが普通の感想だと思います(笑)が、
イギリスや世界各地でもさかんになりつつある「エシカル・ファッション」という
立場ですね。
つまりは地球や人間みんなにとってハッピーなファッションということです。
テラプラナの製品づくりには
革新的なものと過去や自然への尊敬、そんな姿が見て取れます。
こんな斬新なデザインのシューズですが、
それぞれに示されている縫製手法などを見ると、
昔の靴づくりとなにも違った事はしていません。
モカシンだったり、グッドイヤーウェルトだったり、
つい見過ごしてしまいそうですが、非常に古典的、つまり修理がきくのです。
DOPIEですら、パーツは手縫いなんですよね。
丈夫な素材を使い、修理をして大事に永く履く。
使い捨ての文化への決別、過去の美点への回帰です。
また、裸足を理想としよう、とMBTと同じようなイメージも持っています。
DOPIEやその名も"Vivo Barefoot"というラインでは
まさに裸足でいるような履き心地の靴、というコンセプトで作られています。
素材は自然破壊を極力避けるようにして集められています。
サブブランドの一つにWorn Again(再び身に纏おう)というのがありますが、
このラインでは原材料はその99パーセントがリサイクル素材です。
そのため、同じようでも一つ一つのアイテムは
良く見るとすべてが異なった顔をしています。
革のなめしにはクロムを用いず、野菜でなめしています。
その他に独自の素材としてEレザーと呼ばれるものがありますが、
これは革と織物繊維を混ぜ、再度織って作られます。
通常の革をなめすには大量の水を必要としますが、
このEレザーの製造工程では、使った水は処理して何度も再利用します。
テラプラナのシューズやバッグ、小物の製造に携わる人々も、
様々な国の工場で働いていますが、皆テラプラナと直接取り引きをしています。
搾取される事無く、過酷な労働条件下で酷使される事もなく、
イギリス、中国、ポルトガル、アフリカの各地で
ハッピーに製品を生み出しているとのことです。
このようなコンセプトと倫理観のもとで作られる製品群をして
テラプラナを道徳的デザイン、道徳的ファッションと言わしめているのです。
ブランド名、テラプラナには平らな大地という意味があります。
でもその裏にはもっと深い意味が込められているように感じます。
地球は平坦な球形のようで、でも実はバラエティーに富んだ景観があるように、
テラプラナの製品もそれぞれ違った表情を持っている。
そして地球も、地球に住む人々すべてが同じく幸せに暮らすべきである。
…そんな意味を見るのは考え過ぎでしょうか。
世界中のセレブが注目するヌーディーサンダル♪
TERRA PLANA DOPIE テラプラナ ドーピー
ドーピー、ホントに評判いいですね。
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