川に流され4人死亡

普段、ニュース・時事問題の話題はあまり書かないのですが
やはりよく知っている川の事だったので一言書かせて頂きます。

川に流され4人死亡=29歳女性と子供3人−増水の都賀川・神戸
7月28日16時57分配信時事通信

28日午後2時40分ごろ、神戸市灘区水道筋の都賀川で、子供を含む数人が増水した川に流されたと兵庫県警に通報があった。市消防局によると、同川の河口付近で女性(29)、5歳と12歳の女児の遺体を収容した。男児(10)が心肺停止状態で引き揚げられたが、間もなく死亡が確認された。

このニュース映像をご覧になった方も多いかと思います。
ニュースキャスターやアナウンサーも
「たった10分で1m30cmも水位が上がるなんて」とコメントしていましたが
本当に水の勢いと言うのは恐ろしいものです。

しかし、この報道で一緒に流されていた映像で、
付近の住民達は「いつもちょっと雨が降っただけで水位が急に上がる」
とコメントしていたのも見て頂けたかと思います。
今回は特に早かったという事があるでしょうが、
このエリアに住む者ならこの都賀川も、近辺の石屋川も
その他の川すべてが同じ状態であると言う事を知っていると思います。

投稿者 kota : 22:12 | その他の話題・つれづれ
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この急流こそが、江戸時代からこの地域の産業を
日本有数となるべく支えて来た動力源の一つでした。

雨が降ると一気に水かさが増し、
降り止むとこれまた一気に水位が下がる単純な仕組みとなっています。
昔は背後の六甲山にかなり木が少なかった為、
この減少はより顕著だったと思われます。

確か、昔からこの地域の川の岸にはその事が注意事項として書かれていたと思います。
もちろん自治体としてもそんな川の力をよく知っているから、
上流に数えきれない程、いくつもの砂防ダムを作って来ました。

私が子供の頃は、他の川は知りませんが、少なくとも都賀川上流域は
川で遊ぶ事が学校や親から禁じられていました。
(それでもこっそり遊んだりしていました。
と、言いますか、山の川沿いでバーベキューやらは普通にしていましたが…)
しかし、みんな野生児ですから、雨が降る前に
「風が変わった。気温が下がってる。雨が来るぞ。それもかなり強いのが」
と気付いていました。 山で遊んでいた時もそうでしたね。
(人に「経験だ」と言ったら「動物並みの本能だからだ」と言われました ええ〜)


最近、親水公園としてこれらの河川が整備されていた事が不思議でした。
いくら急に増水するから注意、と書かれていても
他所から越して来た人や、今時の若い人たちにはわからないのでは、と思っていました。
つい一カ月程前にも中学生だったかがここで流されていませんでしたか。

市民の為、ということでレクリエーションの場として
河川の整備をしていたのが、本当に正しい事なのか、私は疑問に思っています。

「神戸の川で数人流される」事件です?災害ニュース:イザ!
兵庫県警によると28日午後、大雨で増水した神戸市灘区の川で子どもら5、6人が流された。一部は救助されたが、成人男性一人が行方不明のもよう。

まだ不明者もいるようです。

投稿者 kota : 2008年7月28日 22:13
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