贈り物に個性

最近、カタログを送って来て、貰い手に選ばせるというタイプの贈り物が増えています。
欲しいものが選べるのは確かにありがたい気もしますが、
送り手の個性が出て来ないだけではなく、
貰った物にその人とのつながりや貰った時の思い出…
といったものまで無くなっては、なんだか味気ない気がするのですが。

それに送る側にとっても、もらう人の事を思い浮かべながら
あれこれと考えるのも楽しかったりもします。

投稿者 kota : 20:16 | ガジェット・物欲いろいろ
                                      スポンサードリンク

そんなギフト選びが苦痛でなく、楽しく行えるサイトがあります。
「GIFT&STYLE(ギフトアンドスタイル)」というショップなのですが、
簡単にギフト商品が決められるコンシェルジュのようなサイトです。

と、宣伝臭くなってしまいましたが(笑)、
ここまで推すのは理由がありまして、「用途・ジャンル」で選べるページのトップ、
ワイングッズのラインナップが思わず「おお!」という感じなんですね。

ロブマイヤーとリーデル、由緒あるオーストリアのメーカーのワイングラス、
そして次に並んでいるのが、シャトーラギオールのソムリエナイフなのです!
ワインの首都とも言われる、フランス・ブルゴーニュにあるボーヌの町、
ワイン市場のすぐ近くにある有名なワイングッズ専門店、
ここでこのナイフを初めて見て、その美しさに見入ってしまいました。
限られた用途の為だけのシンプルな道具ですが、本当にモノの存在感がすごいんですね。

これらが並んでいるのは、本当にすごいです。

そしてロブマイヤーのグラス。
まさに今、行われているサッカーのユーロ2008、
このブログでも毎日観戦日記を書いていますが、この開催国の首都であり、
決勝戦と閉会式が行われるウィーンの目抜き通り、ケルントナー通り、
オペラ座からシュテファン寺院に向かう、ウィーンで最も華やかな通りにある
ガラス製品・食器商であるロブマイヤーは、ハプスブルク時代からの老舗です。

世界遺産となっているウィーン歴史地区の中心を成す、
600年にわたって中欧に栄えたハプスブルク家の王宮、
そして同じく世界遺産のシェーンブルン宮殿、
ここにあるシャンデリアを作っていたのが、なんとこのロブマイヤーでした。

そしてその頃と同じく、一つ一つ手吹きで作られたグラスがこちらで紹介されています。

実は私も、ウィーンのこのお店でガラスのチャームを一つ買いました。
「ああ、あのシャンデリアからぶら下がっているヤツを
1個だけでもゲットしたんだなー」と思いました(笑)。

それと、2階以上がが食器フロアーなんですが、
選びながら「●●はないの?」と聞くと、なんと商品を倉庫フロアーから
ヒモのついたカゴに乗せて、ヒモを人間が引っ張って運んでくれます。

グラスの製法だけでなく、こんな所も伝統的な方法なんだな、と驚きました。
いやいや、さすがにハプスブルク帝国の歴史は侮れないもんです。

投稿者 kota : 2008年6月10日 20:16
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