物欲ブログです。主に靴や鉄道旅行、サッカー、Mac、iPod…の情報・話題など 足底筋膜炎の経過
約2年に渡って足底筋膜炎(足底腱膜炎)と個人的に戦って来たのですが
立ち仕事をしてきた割に、この半年はなかなかに状態が良かったと思います。
一年前の今頃は整形外科でもらった痛み止め
(ロルカム錠−鎮痛消炎剤、非ステロイド抗炎症薬(NSAID))
が離せない時もあり、ハップ剤(同じくNSAIDのボルタレン)を常に貼っている状態でした。
足底筋膜炎(足底腱膜炎)という症状は、
過度の運動や急な体重の増加、固い底の靴等で長時間歩く…等により
足の裏の腱(筋)に衝撃がかかり続ける事によって出て来る症状です。
ふくらはぎから足の裏までの筋肉(や腱)が炎症を起こしてしまい、
普段立ったり歩いたりするだけでも痛みが生じます。
症状が進むと、(特に踵の部分の)骨が変型して骨が張り出し、
遂には「骨棘」というトゲのようなものが出来ます。
サッカーやランニング等のスポーツをする方がよくかかりやすく、また
普段運動をしない人が急に走ったりした場合等にもこの症状になったりするようです。
それ以外だと足が未発達だったりで扁平足気味の人がなりやすいとのことです。
私も足の踵が小さく、足のアーチが落ちてしまった情けない足でして、
そのせいで歩いているだけで、足に負担がかかっていたようです。
結構歩く事が好きだっただけにショックでした。
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とにかくこの症状になってしまった人は常に足の痛みに苦しめられます。
歩くだけではなく、立っている事すら痛みが伴います。
足を使わない事が一番良いので、夜、寝ている間は足は自然治癒しようとします。
ところが朝になって最初に一歩踏み出した途端、
治癒しかかってしたスジと神経がプチッと傷み、激痛が走ります。
日中でも同様の理由から、立ち上がった瞬間の痛みが一番キツいんですね。
治療するには最終的には手術という方法もありますが、
その場合は長い間全く立つ事も歩く事も制限されますし、
リスクが高い割に成功率もさほど高くないようです。
(専門科ではないので、このあたりが実際どの程度なのかは実証がありません)
ですので、とにかく足を保護するようにし、またなるべく無理をしない。
そして筋肉を鍛えて足のアーチサポートを整えてやることが、まずは第一でしょう。
そして痛みがひどい場合は対症療法しかありませんが、薬で痛みを抑えると。
よく行われている筋トレについては
タオルギャザーという、足の指でタオルや雑巾をくしゅくしゅと
ギャザーを寄せるようにたぐっていく動作がまずは楽で一般的だそうです。
もちろんこのトレーニングは炎症が引いてからになります。
痛みがひどい場合はまず炎症をさまして下さい。でないと悪化するだけですから。
その他はストレッチがいいようで、
簡単に伸ばしてやるだけでも違います。
いわゆるアキレス腱の運動…という、アレの屈伸をしないで、
地面に足の裏全体を付けてアキレス腱をぐーーっと伸ばすように
ゆっくりと前足の膝を曲げて行きます。
私の場合、これが痛い〜という時には筋膜炎の症状が出ている気がします。
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って、経過とか、今迄にした事とかには言及できなかった!
「足底筋膜炎についての一般的な説明と治療法」になってるじゃないですか〜
そんな訳で、経過と「中敷いろいろ試してみました」については次回に続きます。
【足の障害・靴選び関連エントリ】
●足底筋膜炎と障害・ケア
・足裏の痛み対策:運動
・爪の変型
・中敷いろいろ比較!・その2
・中敷いろいろ比較!
・足底筋膜炎の経過
・足底筋膜炎には中敷を
・オーダー中敷
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初めまして。
はるまきと申します。
とても参考になります。
私も足底筋膜炎になり、ホームページの練習で
サイトを作ってみました。
でも症状は個人個人で違うため、
だんだん分からなくなってきました。
私の場合はサッカー教室(人工芝のフットサル)に通っていたのですが、
つま先に負担がかかったのかもしれません。
それと中高年のため,足底筋膜炎が弱っていたことなど
複合的なことが原因だと思います。
管理人さんほどひどくはないようですが。
私の場合は、ショックドクターでなんとか
痛みが和らぎました。
またじっくり記事を参考にさせていただきます
失礼します。
投稿者 足底筋膜炎 : 2010年4月23日 13:14