物欲ブログです。主に靴や鉄道旅行、サッカー、Mac、iPod…の情報・話題など シュトーレン〜ドイツのクリスマスケーキ
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すっかりデコレーションケーキやブッシュ・ド・ノエル等、
いろいろなクリスマスケーキが店頭を賑わすシーズンですが、
ドイツでは、クリスマスと言えば、このいかにもドイツといった
質実剛健タイプのケーキがまずは思い出されます。
シュトーレン、Stollenと綴りますので、正確には「シュトレン」と読む方が正しいようです。
日本ではもっぱら「シュトーレン」が使われていますし、
シトーレンと呼んでいるショップも時々見かけますが、いずれにせよ
漬け込んだドライフルーツやナッツを練り込んで焼いた、山型の長いケーキです。
日持ちがする…というより、むしろ焼いてから一週間程経ってからが
フルーツの味がなじんで美味しくなります。
熱心なキリスト教国でもあるドイツでは
これを薄ーく切って、少しずつ食べながらキリストの降誕祭を待ちます。
この降誕節をアドベントと言いますが、ばか騒ぎではなく、とても静かな季節です。
在日ドイツ人の人気ナンバーワン
本場の味をどうぞ
Stollen
アドベント(降誕節)の飾りには4本のろうそくが据えられ、
日曜日毎に1本ずつろうそくに灯りを灯します。
そしてそのろうそくが4本揃った後、クリスマスはやって来ます。
もちろんクリスマスもクリスマスイブも大変静かな宗教行事です。
ドイツ・オーストリア圏にこのシーズンに旅行する際は
クリスマスイブの午後からクリスマス1日目(25日)、クリスマス2日目(26日)は要注意です。
訪れる地域(州)にもよりますが、この期間、ほぼ都市機能は麻痺します。
大体、クリスマスはミュンヘンに泊まるようにしています。
聖なる夜に、ビールで乾杯、という人が多いのか(笑)、
ホフブロイハウスは開いているので、食いっぱぐれないからです。
もちろんあの大きな中央駅と言うスーパー?も開いていますしね。
そんなミュンヘンのホテルでも、豪勢にも部屋に1本、シュトーレンがありました。
旅行中に、推定750グラムのケーキをまるまる貰っても…とは思いますが、
ありがたく日本にまで連れ帰って参りました。マクシミリアン通りのホテルでしたが。
我が家でも年末の贈答品に、このシュトーレンはよく使います。
日持ちがするので、一人暮らしやご夫婦向けにも良いですしね。
10月には配達依頼を済ませておきますが、こういう商品ですので、
ほとんどの方が10月か、今月の頭には確保してしまうようです。
インターネットショップでも人気のものは既に完売してしまっているようですね。
肝心の自宅用のものはまだ買っていないので、これから調達する事にします。
その他、シュトーレン を販売しているショップはこちら! 》
余談:
ケルンの大聖堂のクリスマスミサを体験する為、ケルンに泊まった時は泣きそうでした。
安いペンションに泊まったのですが、24日の昼過ぎに駅で買って食べた
ポテトフライの林檎ソース添えが最後の食事になりました。
町のほとんどの商店が閉店になって、クリスマス(前)セールの貼紙が空しく誘います(泣)。
高級ホテルではクリスマスダイニングをやっているのですが、
そんな所にのこのこと顔を出せる財力もなければ、そんな服装でもありません。
ライン川沿いの中華料理店とイタリア料理店は営業しているようなのですが、
予約無しでは入れそうにもなく、結局お客の居ないバーで
缶詰めのグラーシュとパンを食べさせてもらいました。
テレビではウィーン少年合唱団が歌ってましたっけ…
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