我が家のバラック～事件の顛末・3 : MM-blog　靴、物欲ときどき、サッカー

2008年11月13日

我が家のバラック～事件の顛末・3

気がついてみると、足掛け3年、この話題で書いています。
今日はぐずぐずしていたら、何も更新出来ないウチに終わってしまいそうなので、
あわてて、「バラックがやって来た」事件を引っぱりだして来ました！

さて、サッカー・ドイツ代表立て看板（フィギュア）、
26種＋クリンジ・レヴ・ビアホフのうちの１人、
実物より不細工な写真を使われたカピターノ、
ミヒャエル・バラックのフィギュアをなんとか、
2006年の7月に某所で落札したのですが、
ブツが600ユーロちょいと、送料が700ユーロ（高っ！）、
合計1300ユーロを、このフィギュアを出品した相手の口座に振り込んで、
10日以上経っても半月経っても連絡が無く、不安になって来ました。

どうやら相手が長～い夏休みに入ってしまったようなんですね。
サッカーフィギュア画面

投稿者 kota : 21:04 | サッカー・他のスポーツ

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700ユーロも支払って、もしかして航空便じゃないのかも？
じゃあ、何にそんな送料がかかっているっていうんだ？
相手の銀行口座に振り込む時にも
「自動車のパーツを買ってるみたいだな（笑）」
なんて思ったんですよね、金額的にも支払先的にも。

たかがボール紙に印刷した立て看板じゃない、
アキバやら日本橋の街角に立っている、あんなヤツだよね、
萌えゲーやら萌えDVDの特典とかなんとかで
時々嬉し気に持って帰って居る兄ちゃんを見かけるけど、
段ボールだから軽そうだしな～　あんな感じでしょ、ウチの皇帝陛下も。

などと考えつつ、不安な日々を過ごしました。
とりあえず相手はれっきとしたドイツを代表する大企業だし、大丈夫だよね。

7月半ばから何度かメールでやり取りをし、結局送料が確定したのが8月。
すぐ電信扱いで振り込んで、そしてとうとう9月になろうという、
その時、新たな事件が発生しました！！

なんと、ブツ…いえ、我が家に招待した皇帝陛下（バラック）は
成田空港の税関に留められているというのです！
税関の係員、と名乗る電話がかかって来ました。
ドイツから届けられた荷物が不審だというのです。

「非常に失礼かとは存じますが、中味は何か、お聞きしても宜しいでしょうか。
実はですね、エックス線でチェックさせて頂いたところ、
何か人間のような影が写っていると報告があったんです。」
係員さんは非常にていねいな口調で尋ねられました。

……そりゃ人間のようだわ！！！（笑）

可笑しい！　死ぬ程可笑しかったのですが、
いや、混乱を引き起こしてしまって申し訳ない、という気持ちもあったので
「スミマセン！　実はですね、この間ドイツで行われていた
サッカーのＷ杯に出場していた選手の等身大紙人形なんです」
と、説明したところ、税関の方も大笑い。安心したのでしょう。

「いやーー、そうでしたか！　死体だったらどうしようって言ってたんです～
わかりました、これでそちらにお届けできます。
これから手配をしますので、あと一週間ほどかかりますがご了承下さい。」
とのお言葉に、こちらも気が軽くなって返答。

「ありがとうございます。宜しくお願い致します。
それにしても開けて確認頂いても良かったんですよ。
よく通販で買うものなんか、箱を開けていらっしゃいますよね～？」

「あ、はい、それがこのサイズですし、開けられる状態ではありませんでしたし。
いや、でももう大丈夫です。確認できましたので。手配させて頂きます。
では、失礼致します」
がちゃり。

……え？

どういうこと？　税関で開けられないような荷物なの？

→次回に続く！

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