物欲ブログです。主に靴や鉄道旅行、サッカー、Mac、iPod…の情報・話題など 甘酒・その2
酒粕を使った甘酒の作り方は簡単、普通の市販の板粕でしたらこんな具合です。
・細かくちぎった酒粕と、その5倍程度の分量の水、酒粕の1/3〜半分の砂糖を混ぜて
しばらく(30分程度。前の晩に浸けておくぐらいでもOKです。)置いておきます。
・その後火にかけ、とろとろになるように時々混ぜます。
決して煮立てないのが唯一のポイント。
煮立ててしまうと粘りが出たり、風味が飛んでしまいます。
・お好みで仕上げにショウガを少々入れても良し。ショウガ汁でも良し。
これだけです。
2人分だと酒粕50グラム、水250cc、砂糖20グラムぐらいでしょうか。
お好みで加減して下さい。私はもっと酒粕多めで砂糖少なめが好きです。
砂糖を減らして生姜飴を数個入れてみたら…ウチ的には甘過ぎました。溶け難いし(笑)。
白鶴の板粕だとあっさり、物足りないぐらいに軽い味わいです。
粕汁や甘酒が苦手…という人には良いかもしれません。
白雪の酒粕はなぜか割れ板粕で、水分少なめでぽろぽろ、これも軽くてコクに欠けました。
大関・キクマサの板粕は腰のしっかりした強い風味なので、苦手な人には向かないかも。
季語では「夏」の甘酒は、江戸時代には、
食欲が無くてバテやすい夏場のスタミナ補給に使われました。
金魚や風鈴売りに混じって、甘酒売りの声が江戸の町に響いていたのでしょうか。
現在でもダイエットや美容や高血圧、便秘…といろいろに効用のある酒粕、
手軽に取るには甘酒が手軽で美味しくて、今の季節には特におすすめです。
写真は普通の菊正宗の板粕で作った甘酒。「嘉宝」との違いが分りますか?
少人数分の甘酒やホットワインを作る時に活躍しているホーローの500ccカップ。
なぜかオーストリア製。このまま火に掛けてしまえるので便利です。
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